少しでも安く旅行に行きたい!・・そう思う人は多いと思います。
飛行機は昨今LCCなど格安の飛行機が出来て、中国だと片道1,000円位で行くことが可能になりました。
では、電車だとお得に行けるものってないのでしょうか??
実は電車でもお得に行けるチケットがあるのです。
「青春18きっぷ」ってみなさん一度は聞いた事があるのではないでしょうか。
名前は聞いた事あるけど、それって何なの?どうやって使うの?
どこで買えるの?いつまで使えるの?
などわからない方も多いと思います。そんな疑問にお答えします。
青春18きっぷはどこで買えていつまで使えるの?
そもそも「青春18きっぷ」って何なのでしょうか?
旅客鉄道各線(JR)の普通・快速電車
BRT(バス高速輸送システム)
ならびにJR西日本宮島フェリー
が1日乗り放題になる販売と使用期間が限定の特別企画乗車券です。
主に学生などの休暇期間を利用期間として発売され、新幹線や特急・急行電車を除く旅客鉄道会社全線の普通列車・快速列車など、運賃のみで乗車できる列車に乗車することができます。
「青春18きっぷ」の名称の由来は、青少年・学生をイメージした「青春」と、その象徴的な年齢で「末広がりの8」にも通じる「18」を組み合わせたものです。
発売場所は、みどりの窓口がある駅、旅行会社などで購入できます。
車内では購入できません。
1枚で1日有効のチケットが5枚で価格は大人・子供同額で11,850円です。
利用期間は学生・生徒が休暇に入る期間で、その開始約10日前から終了日の10日前まで発売されます。※ゴールデンウィークは利用できません。
今年度の冬季の発売期間は12月1日~12月31日で利用期間は12月10日~1月10日までです。
青春18きっぷでどこまで行ける?
実際、5枚分を自分で全て使えば北から南まで行くことが出来ます。
例になりますが、札幌駅を朝出発すると、1日で大館駅まで行けます。
ちなみに東京駅から東方面へ出発しても札幌と同じ大館駅まで行く事ができます。
福岡駅を西方面へ出発すると静岡駅まで、大阪駅だと西方面は八代駅、東方面は石越駅まで行けます。
※その時の時刻表によっても異なります。途中寄り道をした場合も一部含まれています。
1日でどこまで行けるのか、時刻表とにらめっこしながら最長距離を達成するのも青春18きっぷの楽しみの一つです。
ぜひ乗り継ぎアプリを使わずに自分で計画立ててみましょう。
友達とシェアもできる!お得な青春18切符の使い方!
先述しましたが、青春18きっぷはJR線の普通・快速電車の自由席およびBRT(バス高速輸送システム)、ならびにJR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできる切符です。
年齢に関わらず利用できるので、一人で5日間の旅行や5人グループで日帰り旅行、3人グループでの日帰り旅行と残り2回分で二人での日帰り旅行、などに利用できます。
グループで利用する場合は同一行程での利用に限ります。
実際に私は利用したことがあるのですが、家族3人で1日利用しました(そうとう前ですが・・)。
名古屋駅を朝6時台の電車で出て、まずは午前中に米原~京都~大阪~姫路まで行きました。
ここまではスムーズに行く事ができました。姫路には行ったことがなかったので姫路城へ行って昼食、そこから岡山~目的地である広島駅に夕方18時ごろ到着という行程でした。
岡山あたりで長時間座れなかった事で子供ながらぐったりしてしまったのを思い出しました・・。
子供と一緒に使う場合、乗車距離などによっては子供料金で乗車した方が安く済む場合もあります。
また長距離になると子供に負担がかかってしまうので、無理のない計画を立ててくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この切符を使って旅行に行くときは、事前に入念に計画しておきましょう。1日でどこまで遠くへ行けるのか、計画だけでも楽しくなっちゃいますね。
青春18きっぷは昔からある乗車券ですが、飛行機や格安高速バスなど、安価に行ける交通手段が今は本当に溢れています。
学生で時間のあるうちに、色々な所へ行き、文化を体験して自分の糧にしていってほしいなと思います。