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西の市ってどこで開かれる?熊手の意味と間違いのない選び方

みなさんは西の市の熊手ってご存知でしょうか。

熊手といえば、枯れ葉などを掃除する際に便利な道具ですが、実は縁起物としても昔から崇められており、熊手には金運、健康、良縁、子宝、商売繁盛、合格祈願…などたくさんの福をかきこむという意味があります。

とても欲張りな縁起物なのですね♪なんだかいいことがありそうです。

少し前に某議員が「大きな熊手を買った」などと発言し、少し話題になりましたね。

そんな熊手の間違いない選び方と西の市についてご紹介しますね。

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西の市の開催地はどこ?

西の市とは、11月の西の日(十二支)を祭日とした、浅草などの神社で行われるお祭りで、江戸時代から続く、開運や商売繁盛などを祈願して行う祭事です。

江戸時代には、松尾芭蕉の弟子も「春を待つ 事のはじめや 酉の市」という歌を残しており、正月を迎える最初の祭りとされてきました。有名なのが浅草の長国寺と鷲神社で行われる西の市ですが、来場者数は80万人ととても大規模な賑わいをみせます。

下町の雰囲気を感じながら、江戸の情緒もたっぷりと堪能できます♪
浅草の老舗はもちろん、屋台が500件以上も軒を連ね、連日参拝客で溢れかえります。

また、東京だけではなく、関東周辺でも西の市は開催されています。埼玉や神奈川などでも開催されているので、近くの神社をチェックしてみてくださいね♪

熊手の意味とは?どんなものを選ぶ?

西の市に行って外せないのは熊手ですね。それでは、なぜ熊手なのでしょうか。
熊手には、「福を掻き込む」といういわれがあり、江戸時代の商人が運をかっ込む、金をかっ込むと言ったことから、縁起物として扱われるようになりました。

また、将軍が戦で勝って戻ってきたときには、軍扇は反り返って骨組みだけになり、まるで熊手のようになっていたことから、熊手は勝利のお守りとしても愛用されるようになったのです。

西の市で初めて熊手を購入する時は、まずは小さいものを購入してみましょう。
値段は様々ですが、だいたい1000円ほどで買うことができます。

熊手は大きくなればなるほど値段は上がり、中には数十万もするものもあるのだとか。また、同じサイズでもついている飾りによって値段も変わってきます。

まずは手ごろなものから始め、徐々に大きくしていくのが基本的な買い方です。これには、「前年よりも多くの福を掻きこめますように」という願いがこもっています。

また、ついている飾りによって意味も違ってきます。例えば、金運を上げたいのであれば小判のついた熊手、運を招きたのであれば招き猫のついた熊手を選ぶとよいでしょう。

ちなみに、一番よく売れているのは1万円から2万円ほどのものだそうです。
熊手は1つ1つ手作りで作られているものもあるので、まさに一期一会!自分の願いに合った熊手をじっくり選んでみてくださいね♪

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熊手の飾り方、処分方法は?

熊手を手に入れたら、さっそく飾ってみましょう。飾る場所は、基本的には自分の目線より高い位置に飾ります。

また、玄関に飾るときは、入り口に向かって飾るようにしましょう。

そうすることによって、華やかなものに惹かれて、福が家にやってきます。さらに飾るときには、家の入口部分に、熊手のツメが向くように飾りましょう。こうすることによって、外にある福をがっちりとキャッチし、家の中にかき集めることができますよ。

室内に飾るときは、熊手を北側に向けるのはNGです。
西、東、南のいずれかに向けて飾るようにしましょう。仏壇や神棚に飾るのも◎です。

もし、古くなって買い替える際には、塩を振ってそのまま処分しても大丈夫ですが、できれば翌年の西の市の熊手の納め所へ納めるのがよいでしょう。

難しければ、年末年始の初詣などのついでにお札の納め所へ納めても構いませんし、近所の神社へ納めてもかまいません。心を込めて処分することが大切です。

最後に

調べたてみたところ、かなり多くの場所で西の市は開催されているのですね。

時期は11月の少し寒くなってくることが多いので、お出かけの際には、体が冷えないようにご注意くださいね!たくさんの中から、自分だけの熊手を選んで、たくさんの福を掻き集めちゃましょう!

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