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スマホ対応の手袋の仕組み 原理を解説!

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寒い冬になると手袋をする事が多くなると思いますが、そんな時スマホが操作できなくて困りますよね・・。その都度手袋を外すなんて面倒だし・・。

ただ、近年手袋をしたままスマホの操作をすることが出来る商品がどんどん出てきています。この手袋の仕組みってどうなっているのでしょうか?

その仕組みについてまとめてみました。

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スマホ対応の手袋の仕組みはこうなっています。

タッチパネルは色々な方法でシステムが作られているのですが、スマホのタッチパネルに関しては静電容量方式という方法で作られています。

静電容量方式には「表面型」、「投影型」の二種類がありますが、スマホでは「投影型」が使われています。

静電容量方式の「投影型」とは指先とタッチパネルの間に通る静電気の量の変化を感知するものです。

普通の手袋に使われている繊維は絶縁体なので通りません。静電気の通りを可能にしているのが「導電糸」という素材です。「導電糸」は導電性を持つ繊維で紡がれた糸の事をいいます。

スマホ対応手袋はこの「導電糸」を使って作られています。この「導電糸」には金属素材が使われているので金属アレルギーの方は注意が必要です。

スマホ対応の手袋の反応が悪くなった時の対応

手袋の反応が悪くなった時に考えられる理由を紹介します。

1)買ったばかりなのに反応が悪い場合・・・使っている指を確認しましょう。

導電糸は基本的に親指、人差し指と中指の三本指の先端部分のみに使われていることが多いです。さらに三本指でも指腹部分のみに使われているものも結構あるので購入の際は注意です。

2)手袋自体が汚れていたりすると反応が悪いです・・・こまめに洗濯しましょう。基本、中性洗剤での手洗いです。

3)手袋がボロボロになってしまって反応しない・・・買い換えましょう(笑)。

意外と簡単!自分で作れるスマホ用手袋5ステップ

1)導電糸を購入する。300円程度で購入可能です。

2)普段使っている手袋に縫い付ける。重ね縫いをして伝熱部分の面積を広くして縫う事。少しだけの縫い付けでは反応はほぼありません。

3)自分の指が触れる部分に合わせて縫う事。自分の指の癖を掴んでおいた上で縫わないとうまくできないかもしれません。

4)利き手じゃないほうの指もやっておいた方が良いです。

所要時間は30分程度で出来るので時間がある方は是非やってみてください。

手芸ではありませんが、「スマホッチ」、「てぶタッチ」という液体商品があり、液体を手袋に垂らすとタッチに反応するようになります。

持続時間は「スマホッチ」で数か月、「てぶタッチ」で1週間程度効果があるようです。
双方1000円程度で購入できます。本革、ゴム手袋だと効果がないのでご注意を(水分を通す素材なら大丈夫です)。

また、「Sure Touch」というシリコンゴムで出来たリングもあります。

スマホのタッチパネルから伝わる静電気を「Sure Touch」を通して手袋を通過して指まで静電気を通すという仕組みです。

余計な摩擦を抑え、素肌のままの感覚で使用することが出来ます。ただ、生地が薄い手袋じゃないと対応出来ないなど、デメリットがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。昨今、電車の中でもスマホを触っているのが当たり前で、活字本で読書をする人が減ってしまった気がします。

手袋に工夫をしてまでスマホを触らなくてもいいのにーって思いつつも、私もいつでもどこでもスマホを触ってしまっているので結局依存してしまっています。

寒い地域にお住まいの方には特に便利なものだと思うので、試したことのない方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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