新しい環境に馴染もうと必死になる新入社員ですが……力が入りすぎて小さなミスを繰り返してしまうのは仕方のないことです。
だからと言って、ミスを繰り返してばかりでは印象が悪くなる一方ですし、なによりスキルアップが難しくなります。
今回は、そんな新入社員にありがちなミスの改善策と、ミスをした場合の報告の仕方などをご紹介します。
新入社員はどんなミスが多い?
慣れない仕事で緊張していて仕事が覚えられない人もいれば、要領良く仕事を覚えていく人もいる新入社員ですが、どんな人もミスをしないで生きていくことは難しいです。
・慎重になりすぎてしまい、普段1時間ほどで終わる作業が3時間かかってしまう。
・作成した書類の確認ができていなくて、正確な書類を作ることができない。
・大事な場所で、つい学生言葉が出てしまう。
このあたりが、皆さんが良くしてしまうミスではないでしょうか。
このミスは、実は新入社員を指導している方に大きな負担をかけてしまうことはご存知ですか?
指導してくださっている先輩の負担が軽減できるように、これらのミスを少しずつなくしていくことを心がけましょう。
上司や先輩へはどうやって報告する?ホウレンソウとは?
ミスをすれば当然、上司に咎められます。
ですが、それが嫌だからと言ってミスを報告しないでいると、当然小さなことが大きくなって取り返しの付かないことになりますよね。
その為、新入社員だけでなく社会人はホウレンソウを怠ってはいけないのです。
ホウレンソウとは「報告」「連絡」「相談」のことです。
この3つのうち、ひとつでも怠ってしまうととんでもないミスに繋がりますので、必ず怠らないようにしましょう。
同じミスを繰り返さないようにしよう!ミスを減らすには?
同じミスを何度も繰り返してしまうと、同じ職場の人たちにも迷惑をかけてしまいます。
その為、少しずつでも良いので確実に成長しなければならないのです。
皆さんがきちんと成長できるように、その方法をご紹介します。
・メモをきちんと取って確認する
一番大切なことは、メモを取ることです。
しかし、ただメモを取っているだけでは無駄になります。
おすすめは2冊のメモ帳を用意することです。
1冊を、教えていただいた仕事内容をメモするメモ帳にします。
もう一冊を、教えていただいた仕事内容のメモを更にまとめるメモ帳にします。
人は書くことで覚えますし、整理して仕事内容をまとめて疑問に思ったことなども質問しやすくなり、質問をして分かったことをまとめると、更に効率よく仕事を覚えられるようになるのです。
それでも不安な時は、メモ帳に付箋を貼り付けて読み返しやすいように工夫してみましょう。
・分からないことや、迷ったことはすぐに質問しましょう
分からないことが合った場合、そのままにしてはいけません。
すぐに質問をすれば解決できることなのに、そのままにしてしまうと仕事の効率も悪いですし、なにより大きなミスに繋がります。
・確認はきちんと行う
何事にも確認は必要です。
確認を怠ると大きなミスに繋がりますし、なによりあなたが費やした時間が無駄になります。
面倒な作業ですが、きちんと確認を行いましょうね。
・言葉遣いに気をつける
学生気分が抜けていないのでしょうか。
言葉遣いがきちんとしていないと印象が悪くなってしまいます。
正しく、綺麗な日本語を心がけるようにしましょう。
まとめ
社会人一年目なんて、ほとんどの人がミスをするものですから落ち込むことはありません。
むしろ、落ち込んでいる暇があるのなら少しずつミスを軽減する努力をしましょう。
個人的には、新入社員のうちにミスを経験して対象方法を学ぶことは、これからの社会人生活にプラスになると思っています。
新入社員でなくなってからミスばかりすると、なかなか言い出しにくくなったりもしてしまうこともありますし。
ミスは少ないに越したことはありませんが、やはりベテランになってからの小さなミスはちょっと見ていられませんので、ミスをしたら改善策を考えてゆっくりでもいいので成長していきましょう。