結婚を決めた二人が、まず取りかかる事とは、どんな事があるでしょうか?
最近はあまり聞きませんが結納や、婚姻届の提出や新居を決めたり・・・何かと決める事が多く有ります。
その中の一つに「結婚式の日取り」を決める事もあります。しかし、二人の結婚式の希望が「お彼岸」と重なったらどうでしょうか。
お盆に結婚式を行う事は非常識なのでしょうか?
そこで今回は、そんな結婚式とお彼岸が重なりそうなカップルに向けて「お彼岸の結婚式の常識」などをお知らせしますね。
関連記事結婚式の招待状を返信する時に知っておきたいマナー 関連記事結婚式の引き出物人気3選。迷ったらこれを選ぼう!お彼岸の結婚式は、非常識で縁起が悪い?
実はいとこも、実際に結婚式の日取りを決める時には、ちょうど秋のお彼岸に重なった事があります。
その時に調べたところ結婚式をお彼岸に挙げる事は非常識ではない事が分かりました。
地域や年齢によっては、お彼岸に結婚などおめでたい事を行う事は非常識と思われている場合も有りますが、基本的には、結婚式を挙げても全く問題ありません。
では、なぜお彼岸に結婚式を挙げるのは、縁起が悪い・不謹・やマナー違反などと言われるのでしょうか?
それには、調べてみると分かった、興味深い事実がありました。
そもそもお彼岸とは? これさえ知っておけば、迷いません!
毎年、春分の日と秋分の日のそれぞれ前後一週間の期間があるお彼岸。地域によって、若干のズレは有りますが、大体この様な期間でお彼岸は行われます。
それぞれ、お彼岸の初日の事を「彼岸の入り」と呼び、ちょうど真ん中の日を「彼岸の中日」とも呼び、お彼岸の最終日の事を「彼岸明け」を呼んで区別をしています。
ちなみに、春の彼岸の事を「春彼岸」「彼岸」、秋の彼岸の事を「秋彼岸」「のちの彼岸」とも呼んでいます。
単純に「彼岸」と言っても、厳密に言えば、これだけに分かれている事を知らない方は多いのではないでしょうか。
お彼岸は基本的にお墓参りをします。高齢の方や地方によってはしきたりを重んじているので、お墓参りの時期のお彼岸中に結婚式を挙げる事は、縁起が悪いと思ってしまう方もいらっしゃいます。
決してお彼岸期間中に結婚式を挙げる事は縁起が悪いことではありませんが、式の日取りを決める時には「お彼岸の結婚式は、しきたりを重んじる方からは縁起が悪いと思われることもある」と頭の片隅へ置いておきましょう。
また、マナー違反といわれる言われは、お墓参りに行く予定がある方が多いのに、結婚式に招待をすることで相手の事を考えていないと取られがちなためです。
お彼岸に結婚式を挙げる場合の考慮点や注意点
どうしても変更ができずにお彼岸に結婚式を挙げる事になった場合、注意しておく事や招待の書き方などは何があるのでしょうか?
まずは自分の両親や相手のご両親、または親族など式に招待したいと思っている方々への連絡を最優先で行いましょう。
そうしておく事で、招待状をもらってお彼岸時期に結婚式がある事を知っても、先ほどご紹介した様な誤解が生じる可能性をなくす事が出来るからです。
また、その際には「お彼岸期間中の多忙な時期とは承知しているのですが、諸事情により、この日に結婚式を行う事をご了承下さい」とお詫びを伝える事を忘れない様に注意しましょう。
併せて、招待状にも、お彼岸期間中に結婚式を挙げる事に対しての「お詫びの気持ち」を書き添えておきましょう。
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お彼岸期間中の結婚式は非常識ではありませんが、多くの方に予定が入っていることは考えておきましょう。
みんなに祝福される結婚式にするためにも、事前の相談お知らせは忘れないようにしましょうね。