今年もあと約2ヵ月となり、残りわずかとなりました。
年末が近付くと色々と忙しくなりますが、その中の一つが大掃除なのではないでしょうか。
今回はその中でもフローリングの掃除についてご紹介したいと思います。
フローリングは普段から掃除をしているかと思いますが、普段の掃除で見落としがちな汚れや、キレイを維持するポイントなどについて説明しますね。
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では、フローリングにはどのような汚れが付いているのでしょうか?
一見、キレイに見えるフローリングでも実は様々な汚れが潜んでいるのです。
はだしで歩いたときの足の裏の皮脂汚れや飲み物などをこぼした時の拭き忘れ、結露などの水分によって出来たカビ、キッチンから飛んでしまった油汚れなどが一般的なフローリングの汚れとしてあげられます。
また、長年かけてきたワックスが劣化すると、これも汚れになります。これらの汚れは、そのまま放置しておくと黒ずみとなり、やがて汚れが取れなくなってしまいます。
ワックスの劣化汚れが取れなくなってしまった場合は、業者に掃除を依頼しなくてはいけません。
フローリングだと目に見えるホコリや汚れは普段の掃除で取り除くと思いますが、フローリングの溝の部分にも汚れは溜まっています。目に見えない部分もしっかりと掃除をするようにしましょう。
フローリング材別の最適掃除用洗剤と方法
続いて、フローリングの素材別の掃除方法などをみてみましょう。
フローリングには大きく分けて2種類あります。複合(合版)フローリングと無垢のフローリングです。賃貸マンションなどなら複合(合版)フローリングが大半です。
無垢のフローリングは塗装によって掃除の仕方が少し異なります。
無垢のフローリングの塗装には、化学的なものを使用したウレタン塗装と植物由来のものを使用した自然塗装があります。
ウレタン塗装のフローリング
耐水性に優れていて汚れが付きにくいというメリットがありますが、表面を強いコーティングで覆っているため調湿が出来ません。
湿度が高いときは少しベタついて感じると思います。掃除をする時には中性洗剤を薄めて絞った雑巾を使用するようにしましょう。
自然塗装のフローリング
一方で、自然塗装のフローリングは逆に耐水性が弱く、汚れが付きやすいです。
しかし、汚れの原因の一つである皮脂が自然塗装のフローリングにとってはワックスのような役割を果たすというメリットがあります。汚れが気になる時には水拭きをすればOKです。
複合フローリング
複合フローリングではウレタン塗装と同じように中性洗剤で薄めて絞った雑巾で掃除が可能です。
中性洗剤を含んだ雑巾で拭いた後は、水拭きと乾拭きをして仕上げるようにしましょう。薄め方の目安はバケツ1杯で1~2滴程度とされています。
大掃除の後もキレイを維持するポイント
掃除をした後は、なるべくキレイな状態を維持したいですよね。
最後にフローリングをキレイに保つポイントについてご紹介したいと思います。
フローリングをキレイにな状態で保ちたい場合、ワックスの効果は非常に大きいです。
そのため、「ワックスの塗り重ね、塗り直し」がとても重要になります。
そして、ワックスを塗る前にホコリや汚れなどは取り除いておくことも重要です。
その他にもフローリングについた汚れはすぐに掃除するようにしましょう。
汚れを放置するとその分取れにくくなりますので、定期的に水拭きと乾拭きをするようにしてくださいね。
まとめ
今回はフローリングの掃除についてご紹介しました。
フローリングは普段生活する上でよく目にする箇所ではありますが、意外と見落としてる汚れがある部分でもあります。
定期的に掃除を行い、普段からキレイな状態を保てるように気をつけましょう。