元旦のイベントといえば、初詣もありますが、初日の出を見るというのも、いかにもお正月らしいですよね。
初日の出を見ようと意気込んで出かけたものの、気付いたらもうお日様が丸見え…なんて経験はありませんか?
せっかくでしたら、海なり山なり、お日様が顔を出す瞬間を見たいですよね。
しっかり準備して、確実に初日の出を拝みましょう!
初日の出が見られる時間は地域によって違う
「初」に限らず、日の出のしくみはわかりますよね。
太陽は東から昇りますから、当然地域によって見られる時間は変わってきます。
何となく、南の方が早いようなイメージがありますが、南北の方向ではなく、東西の方向で日の出の時間は変わってくるわけですね。
しかも、太陽は、常に同じ真東から昇るわけではなく、季節によって少し北よりから、もしくは南よりから、と昇る方角が変わってきますので、東の方が西の方より日の出の時間が早い、とも言いきれません。
そして、初日の出を見に行こう!となったら、海か山を選ぶ方が多いかと思いますが、標高によってもまた日の出の時間は変わってきます。
高い山の上などを選んだ場合は、そのぶん地平線や水平線が下がって見えますから、日の出の時間が早くなる、というわけです。
都市別初日の出の時刻一覧
では、具体的に初日の出の時刻を都市別にご紹介していきますね。
全ての地域を記載するのは難しいので、一部地域のみご紹介しますが、時刻表のように、早い時間から並べていきますので、お住いの地域を地図上で思い浮かべながら、ご覧いただければと思います。
まず、離島や富士山頂などを除いて、千葉県銚子市の犬吠埼が6:46で、日本一早く初日の出を見ることができます。かなり有名な初日の出スポットになっています。
東京都新宿区と神奈川県横浜市では6:50
宮城県仙台市では6:53
静岡県静岡市では6:54
愛知県名古屋市では7:00
福井県福井市と大阪府大阪市では7:05
北海道札幌市では7:06
高知県高知市では7:10
広島県広島市と沖縄県那覇市では7:16
福岡県福岡市では7:22
と続いていきます。一番遅いのは、沖縄県の与那国島で7:32となっています。
初日の出を見に行くときに欠かせないグッズは?
どこで初日の出を見るかにもよりますが、山に決めた方は、登山グッズをお調べください…。とにもかくにも、まずは防寒ですよね。
暖かい下着はもちろん(上も下も)、手袋・マフラー・帽子(耳当てがあれば最高)で、できるだけ肌の露出をなくしましょう。
マスクも良いアイテムです。そして、カイロや温かい飲み物など、いくらあってもやり過ぎということはありません。
明るくなってきたからといっても、まだまだ気温は低いですし、意外とお日様が顔を出すまでには時間がかかります。
それから、日の出の方角を把握しておくのに、方位磁石があると良いですね。最近はスマホが主流ですので、アプリとして入っていることが多いでしょうか。
お日様が出てくれば、身も心もあたたかくなりますので、それまでの辛抱です!
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ご紹介した時刻は、あくまでも「頃」ですが、同じ場所であれば、毎年初日の出の時間は大きく変わることはありません。
もちろん、見る場所の高さや、周りのたてものなどによって、時間は変わってきます。
海や山や、最近ではスカイツリーなど、初日の出スポットはたくさんありますので、見る場所が決まりましたら、詳しい初日の出の時間を調べてみてください。
万が一、元旦に寝過ごしたりして見られなかった場合は、初日の入りを拝んでみるのも良いかもしれませんね。
ちなみに、「ご来光」って言ってしまいがちですが、この言葉を使って良いのは、高い山から見る場合に限りますのでご注意くださいね。
一年に一度の初日の出、ベランダでビルの隙間からでも良いので、ぜひ拝んでみてください。その年がすばらしい一年になるのはもちろん、くれぐれも風邪などひきませんように。