冬休みが終わり、3学期が始まりました。あと3ヶ月ほどで卒業式を迎えますね。
3学期になり、時期に卒業式の準備や練習が始まりますが、自分のお子さんが在校生代表として送辞を送ることになったら?
送辞の言葉を考えるのはきっとお子さんも初めての事なので悩む子も多いはずです。
今回は小学校の送辞について、そのポイントや挨拶例文をご紹介します。
小学校の卒業式での送辞とは?
送辞とは、卒業式などで在校生から卒業生に贈る別れの言葉のことを言います。
それに対し、卒業生から在校生へ贈られる言葉を答辞といいます。
送辞には卒業をお祝いする言葉はもちろんですが、その他にも卒業式に対するお礼や伝統を受け継いでいく決意などが含まれます。
小学校ですと、そこまでしっかりとした送辞ということではなく、別れの言葉や贈る言葉として話す小学校や、なかには先生が用意したものをそのまま読むだけという学校もあります。(実際に私の通っていた小学校では先生が用意した原稿を読み上げました。)
ですが、学校が用意したものがない時は困ってしまいますよね。
小学生が送辞を作るのは難しいと思いますので、両親が一緒に考えましょう。
どんな事をポイントに送辞を作ればいいのかまとめてみました。
送辞の書き方はここがポイント!
送辞を書くときのポイントをいくつかご紹介しましょう。
1)2分程度の内容にする
まずは、あまりダラダラと長い文章を書かないこと!
卒業式の主役はなんと言っても卒業生です。卒業生の言葉(答辞)よりも長いのはNGなので気をつけましょう。
1分半から2分程度が目安となります。
なるべく簡潔に、すっきりとした文章にしましょう。
2)分かりやすい言葉や文章を使う
難しかったり、丁寧すぎる言葉を無理やり使用する必要は全くありません。
逆にストレートな簡単で分かりやすい言葉の方が聞いてる人には伝わりやすいです。
また、卒業生もやはり小学生なので難しい言葉を使うと、言葉の意味が理解できない子も多くいると思うので気をつけましょう。
そして、内容はみんなが共感できるような内容にすること。
特定の人に向けての言葉、例えばクラブ活動や委員会活動など、さらには個人的なエピソードはあまり良くありません。
運動会、マラソン大会など、聞いているみんなが体験した行事をもりこみましょう。
とは言っても、親としては小学校で見ていたわけではないので、子供からエピソードが出てこない時など、困ったことがあれば先生に聞いてみましょう。
①気候の挨拶
②卒業生へのお祝いの言葉
③卒業生への感謝の言葉
④卒業生への激励の言葉
この順序で文章を考え当てはめていきましょう。
ただ、小学校の送辞なので、そこまでしっかりと文章構成をする必要はありません。
あくまでも参考にして頂けたらと思います。
小学校の卒業式での挨拶例文まとめ
では、ここでいくつか小学校の卒業式の送辞で使える挨拶の例文をご紹介しますね。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
◆春の匂いが感じられる3月、希望に胸を膨らませて卒業される皆さんの・・・。
◆きらめくような春の日差しのなか・・・。
◆雪もとけ、春の光がうららかな今日この頃・・・。
地域によっては、まだ雪がたくさん残っていたり、逆に雪がないところもあるでしょう。
自分の住んでいる地域の状況に合わせて文章を考えてあげましょう。
まとめ
今回は、小学校の卒業式での送辞を書くときのポイントなどについてご紹介しました。
下級生から卒業生への送辞なので、親としてもなかなか文面が浮かばないかもしれませんが、卒業生にとっても送辞を贈るわが子にとっても大切な一日です。
思い出に残る卒業式にしてあげてくださいね。