詳しいフィギュアスケートの知識がなくても、なぜか魅了されてしまうフィギュアスケート。
4歳児でも、テレビでクルクル回っている姿を見ると真似して踊ってしまうほど、なぜか引き寄せられてしまいます。
今回は、そんなフィギュアスケートに関するお話をもう少しくわしく知りたいな……と思っている方に世界フィギアスケート選手権についてお知らせしますね。
世界フィギュアスケート選手権とは?
2017年の世界フィギュアスケート選手権はフィンランドのヘルシンキで2017年3月27日~4月2日の期間で開催されます。
世界フィギュアスケート選手権は簡単に言うと、国際スケート連盟が主管轄で行うフィギュアスケート単独の大会として最大級の大会です。
これだけでは、どれだけ凄いのかあまりわかりにくいかもしれませんね。
世界フィギュアスケート選手権はオリンピックと同等の高い評価が与えられていて、各国の大会出場枠は最大3名で、この大会の成績で翌年の世界選手の出場人数が決まる、というとんでもない大会なんです。
ちなみにオリンピックがある場合はオリンピックも含まれるらしいです。
えーと……凄い大会じゃないですか!!
今更だとおっしゃる方もいますが、何も考えずにフィギュアスケートを見ていたら、ちょっとびっくりしちゃいますね。
世界フィギュアスケート選手権の選考基準は?
そんな凄い大会ですが、選手権の国内出場資格の女子男子シングルの選考基準は、どうなっているのでしょうか?
(1) 一人目は、全日本選手権優勝者を選考
(2) 二人目は、
全日本選手権大会の2位、3位の選手
グランプリ・ファイナル出場者上位2名
この条件を満たす選手から総合的に判断しての選考
(3) 三人目は以下の条件を満たす選手から総合的に判断して選考
2に核当して、二つの選考から漏れてしまった選手
全日本選手権大会4位~6位の選手
全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング上位3名
全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディングベストスコア上位3名
と、なっており、男女シングルともに全日本選手権大会への参加は必須なんですね。
世界フィギュアスケート選手権の日本代表選手は?注目選手は誰?
そして、気になる日本代表選手ですが、去年の12月25日に発表されています。
・宇野昌麿(全日本選手権大会優勝)
・羽生弓弦
・田中刑事(全日本選手権大会2位)
・宮原知子(全日本選手権大会優勝)
・樋口新葉(全日本選手権大会2位)
・三原舞衣(全日本選手権大会3位)
と、なっています。
ちなみに、今回選考基準をご紹介しなかったのですが、ペアとアイスダンスの出場選手は以下になります。
アイスダンス:村元哉中、クリス・リード組
羽生選手はやっぱり出場するんですね。
知識がなくても、テレビで見ているとなぜか目で追ってしまいます。
彼が大会で上位を占めるようになってから、男子フィギアスケートがずいぶん身近になった気がしますね。
まとめ
最近はフィギュアスケートの採点基準が変わってしまい、後半のジャンプでの得点が大きくなりました。
ステップが苦手な選手には不利な状況になってしまったと聞き、スケートのステップを見るのが大好きだった私は少しがっかりしてしまいました(個人的には、高橋大輔選手のステップを見るのが一番好きでした)。
大会中に禁止されているバック転を決める選手まで出てしまうなど、採点基準が変わってしまうと色々と問題が起こりますね。
とはいえ、やはりフィギュアスケートは楽しみの一つではないでしょうか。
ツルツルとした氷の上で、どうしてあんなに素敵な演技ができるのか……私には謎が一杯です。
今年も世界フィギュアスケート選手権を楽しみましょう!