今年から念願の一人暮らしをスタートさせる人もいるのではないでしょうか♪
今後どのように生活していこうか…想像するだけでワクワクしますね!
一人暮らしをする上で、気になるのは光熱費ですね。
なるべく節約したいけど…どうすれば?とお悩みの人も多いはず。
そんな人も大丈夫。電気は契約アンペア次第で安くなる可能性があります。
今日は知っているようで知らない「電気のアンペア」について学びましょう。
そもそも契約アンペア数とは?
アンペアとは電気の単位のことで、契約しているアンペア数によって、一度に使用できる電気料に違いがあります。
よく、「ブレーカーが落ちた!」なんて言葉を耳にしませんか?
あれは、例えば、20アンペアで契約しているにもかかわらず、一度に20A以上の電気を使用すると、強制的に送電がストップしてしまう状態のことです。
みなさんの家には、電気のブレーカーが付いています。そのブレーカーをよく見てみてください。「30A」などと書いてありませんか?
それが、あなたの家のアンペア数となります。(1A=1,000W)
電気料金は、アンペア数ごとに電気料金が設定されており、基本料金+使用料を毎月支払うことになります。
基本料金は、契約会社によって変わってきますが、ここでは、東京電力を例にして見てみましょう。
東京電力の場合は、7つのプランに分かれています。
アンペア数 | 基本料金 |
---|---|
10アンペア | 280.80円 |
15アンペア | 421.20円 |
20アンペア | 561.60円 |
30アンペア | 842.40円 |
>40アンペア | 1123.20円 |
50アンペア | 1404.00円 |
60アンペア | 1684.80円 |
そんなに差はないように感じるかもしれませんが、たとえば、50アンペアから40アンペアに下げた場合、年間3,369円節約になります。
こう考えると、大きいですね!
一人暮らしに最適なアンペア数とは?
一人暮らしの場合は、30アンペアが快適に生活できるのではないと思います。
節約したい方、ほぼ家にいないような方は20アンペアでもよいですが、生活の中で、ちょこちょこブレーカーが落ちる可能性があります。
私は以前、20アンペアの物件に住んでいたのですが、エアコン+ドライヤー+電子レンジ+テレビをお風呂あがりなんかに同時に使用していて、ブレーカーがよく落ちていました。
急に家が真っ暗になりますので、かなりびっくりします。ブレーカーを上げる際には、真っ暗闇を移動することになりますので、足元に十分気をつけてくださいね。
ちなみに「ブレーカーを上げるって…感電しないんですか?」と聞かれることがありますが、感電はしませんので、ご安心くださいね。
ちなみに、エアコン各家電の一般的な消費アンペアは以下のとおりです。参考にしてください。
電化製品 | アンペア |
---|---|
電子レンジ | 15A |
エアコン(冷房) | 5.8A |
エアコン(暖房) | 6.6A |
IHクッキングヒーター | 14A |
ヘアドライヤー | 12A |
こたつ | 5A |
アイロン | 14A |
掃除機 | 10A |
冷蔵庫 | 2A |
食器洗い乾燥機 | 13A |
電気カーペット | 8A |
テレビ | 2.1A |
炊飯器 | 13A |
照明 | 1A |
アンペア数を決めるときの注意点
節約のために、アンペアを下げるのはいいことですが、下げ過ぎると生活に支障が出る可能性もありますので、注意が必要です。
アンペアは一度変更をすると、その後1年間は再変更が出来ない電力会社もあります。
そのため、「すぐに戻せばいいや」という気持ちで簡単に変えないように注意が必要です。
例えば、自宅がオール電化の場合は、アンペアを下げすぎてしまうと、まともに生活ができないでしょう。
10アンペアなんかにしてしまったら、毎日、エアコンをつけるだけでブレーカーが落ちてしまうという事態にもなりかねません。
すぐにブレーカーが落ちてしまう場合は電力不足ですので、アンペアを上げたり、使う家電に注意するなど、工夫が必要です。
生活に支障ないレベルに下げるのは節約になりますので、一度見なおしてみるのがおすすめです。
終わりに
アンペアを下げなくても、電力会社によっては、口座振替にしたり、クレジットカード決済にしたりしても、月に数十円~数百円ほど安くなるところもありますのでチェックしてみてください♪
自分の生活にあった電力の設定をして、快適な一人暮らしライフを送ってくださいね。