4月になると、ちらほらと鯉のぼりが住宅地やスーパーなどで見かけることが多くなりますね。
中には立派な鯉のぼりが沢山、風に吹かれて気持ちよさそうに泳いでいます。
ところで「鯉のぼりは男の子のいる家にある」というのはわかりますが、次男三男がいた場合は、やはり鯉のぼりが増えていくのでしょうか?
今回は、次男用の鯉のぼりについてのお話です。
端午の節句次男用の鯉のぼりは必要?
私の旦那さん曰く、昔は次男三男はトカゲの尻尾と言われるくらい長男のオマケ的な存在だったようです。
その為、長男には鯉のぼりを買い与えて、次男三男には何もない家が普通だったそうです。
もちろん、生活が裕福な家庭では次男三男にも買い与えることもあったようなのですが、普通の家ではあまりない光景だったようです。
現在では、長男次男関わらず鯉のぼりや兜飾りを準備する家庭が大半です。
鯉のぼりは子供の幸福を願う為のものなので、子供が増えた場合には一匹づつ鯉のぼりは増えていきます。
また、地方によっては鯉のぼりの数を増やすのではなく、子供の名前が入った幟を追加することもあるそうです。
やはり、場所によって様々なのですね。
次男用の鯉のぼりの大きさは?
鯉のぼりは、たくさんの色や大きさがありますよね。
飾る場所などによっての大きさによって変える必要があるからなのですが、次男が生まれた場合、長男と大きさを別にするか、同じにするかを迷う家庭もあります。
・長男と次男で差別したくないから、同じ大きさにする。
など、意見が分かれていますが、実際には大きさに決まりはありません。
ちなみに我が家は長男と同じ大きさにしました。
鯉のぼりは男の子だけではなく、女の子が生まれた時も増やしている家庭もあります。
その場合は、ピンクやオレンジ色など明るい色の鯉のぼりを増やすことが多いですね。
次男用の鯉のぼりを買う人は長男の時と違う?
これも地方によって変わりますが、基本的には子供から見て祖父母が用意するものです。
問題は、父方の祖父母が用意するのか、母方の祖父母が用意するのか、です。
私の家では、節句の物は全て旦那さんの父と母が用意して下さいました。
おそらく、同居していたからでしょう。
一般的には、どちらの家の祖父母が用意するのかは決まっていません。
おそらく、同居している場合は同居先の祖父母が用意するのが自然な流れなのかもしれませんね。
また、同居していない場合は話し合いになるのではないでしょうか?
そうなると、孫の為に買いたい! という主張を双方がしてくることもあるので、少し大変なバトルになりそうですね。
うまく話し合いで済めば良いのですが、難しそうですね。
解決策の提案としては、長男の時に父方の祖父母が購入していれば、次男の時に母方の祖父母が購入する、というルールにしてしまう方法です。
もう一つの提案は、女の子が生まれた時の節句の物は母方が用意して、男の子が生まれた場合の節句の物は父方が用意するなどのルールを決めておく方法です。
祖父母からすると、孫のためにたくさんのものを与えたいと思うようなので、難しいとは思いますが、事前に平和な解決方法を見つけておきましょう。
まとめ
鯉のぼりは子供の幸福を願うものをだと言われていますから、長男の時と同じようにお祝いしてあげましょう。
近所でも、立派な鯉のぼりが毎年風に揺れて泳いでいて、その姿を見かけるだけで幸せな気持ちになります。