お子様の成長の節目に行う行事に、七五三があります。
「七五三って、その名のとおり、3歳、5歳、7歳に行うものだと思うけど、うちの子は早生まれなのよね…」と少し考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
確かに、早生まれの女の子は、七五三の時期には4歳と9カ月くらいだったりと、タイミングが周りと合わなかったりしますよね。
「翌年にズラすべき?でも、周りと学年は同じになるわけだしどうすれば…」
そんな疑問に答えます!
早生まれの女の子 七五三の時期は?
日本では、明治時代ごろまでは、年齢は数え年で数えていました。これは、生まれた年を1歳とし、その後初めて迎えるお正月(1月1日)を2歳とする数え方のことです。
しかし、現在では、数え年ではなく満年齢で数えています。では、七五三の場合はどうなのでしょうか。
昔は、数え年が一般的で、現在では満年齢が一般的とされていますが、七五三については、どちらでもよいとされています。
満年齢を迎えると子供も成長します。保護者としても「3歳になったんだなぁ…大きくなったなぁ…」と感じるのは、年齢の影響もあるでしょう。周りに合わせてまだ2歳の時に七五三を行うか、一年遅らせるかは自由に決めてもよいですが、もしかしたら、小さい子供に無理をさせることになるかもしれません。
そのため、地域や周りの状況も気になるところではありますが、保護者として子供にとっての最適な年齢を選んでお祝いしてあげてくださいね♪
生まれ年ごとの七五三の時期一覧
2017年、2018年に七五三をする場合の誕生年をまとめてみますね。
【2017年に七五三をする場合】
7歳の場合 | 5歳の場合 | 3歳の場合 | |
生まれ年 | 2011年 | 2013年 | 2015年 |
数え年 | 2010年 | 2012年 | 2014年 |
【2018年に七五三をする場合】
7歳の場合 | 5歳の場合 | 3歳の場合 | |
生まれ年 | 2012年 | 2014年 | 2016年 |
数え年 | 2011年 | 2013年 | 2015年 |
もし、年の近いきょうだいがいる場合は、どちらかを遅らせ、一緒にするという方法もあります。
また、七五三をお祝いするのは、一般的に11月15日(2017年は水曜日の平日)ですが、この日に関わらず最近ではフォトスタジオで写真を撮影するだけの人もいるようですので、保護者の休みの都合などで、その前後の週末などにお祝いする家庭も多くなりました。
シーズン中は混雑が予想されますので、早めの日程の調整を行いましょう。
七五三の時期はずらしてもいい?
子供がまだ小さい場合、服のレンタルもサイズが揃っていなかったり、髪がまだ薄く、綺麗に仕上げてあげられないこともあります。早生まれであればなおさらでしょう。
小さいことの子供を写真に納めたいという気持ちがありますが、まだ小さい子供を人込みなどに連れ出すのは保護者の人も大変なのではないでしょうか。
それでも、慣習などで子供の小さいうちでもお祝いがしたい!という人は、写真撮影の時期だけでもずらすという方法もあります。
子供が少し大きくなったほうが、選べる衣装の選択肢も増えるので、よりかわいい写真を残すことができますよ♪
最後に
七五三は日本の風習であり、保護者としても子供の成長を感じ、記録できる今しかない機会です。
一般的には、神社にお参りに行ったりしますが、最近では写真を撮るだけですませるという家庭も増えてきました。
共働きなどが増え、なかなか11月15日にお祝いすることができなかったり、簡素なものになってしまったりすることもあるでしょうか、これも時代の流れとして、あまり気にせず柔軟に考えるのがよいかと思います。
大切なのは、家族みんなが、子供の成長を喜ぶことです。あまり形式的なことに捕らわれず、成長の節目を楽しんで迎えましょう!