一般参賀に興味はあるけど、くわしくは知らない…でも行ってみたい!と、
思っている方も多いのではないしょうか。
そんな一般参賀初心者のみなさまのために参賀への参加方法と待ち時間などとっておきの情報を集めました♪
気になる情報を集めて一般参賀に行ってみましょう。
新年の一般参賀の流れとは?
まずは、一般参賀の流れから学びましょう。
一般参賀とは、新年に皇居で行われるイベントで、誰でも参加することができます。
普段はテレビで見ることの多い天皇陛下を直接見ることのできる、数少ない機会です。
始まりは太平洋戦争終結直後の昭和23年1月2日まで遡ります。
最初は皇居の屋上から参列者を見下ろすスタイルだったそうですが、時代とともにそのスタイルを変え、昭和26年からは、ガラス越しですが、バルコニーに現れるスタイルとなっています。一時期は、防犯のため、防弾ガラスになっていました!
当日は、9時30分から14時10分までで、5回に分かれています。
ちなみに、2018年のスケジュールは以下のようになっています。
1回目:10時10分頃~
2回目:11時頃~
3回目:11時50分頃~
4回目:13時30分頃~
5回目:14時20分頃~
第3回目以降:天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下及び眞子内親王殿下
天皇陛下のお目見えは5回あるので、1回目に合わなくても大丈夫です。
佳子様がお出ましになるのは第1~2回目になりそうですね。
ただし、近くで見たい場合は、早く行くほうがよいでしょう。
早い人は、前日の夜から日比谷公園で待っているとか。
当日は皇居の正門から入ってください。
参賀者は、正門から入り、参賀会場を経て、桔梗門、又は乾門、坂下門から出ることになります。(一番近い出口は、桔梗門になります)
待ち時間の目安
まず、誰でも参加できますが、毎年、かなりの人で賑わいます。
ちなみに、2018年の参列者は126,720人です。これは年々増加しており、近年では、外国人の参加も増えているようです。
1月2日よりは12月23日の方が、比較的空いているようですが、なんといっても今年は平成天皇最後の誕生日ということで82,850人が参列しました。
新年の一般参賀の際はどのぐらいの人手になるのでしょう。もしかしたら15万人を超えたりするのかもしれませんね。
どちらにしてもお出ましの時間までは、余裕を持っていきましょう。
参入時間から一回目までは30分の待ち時間があります。
といっても9時半ぐらいに行けばいいというのではありません。
朝8時に駅について10時の回に間に合ったというぐらいなので、最低でも2時間は待つことになるでしょう。
参加者が多数の場合は皇居前広場から正門入門まで1時間以上かかると告知されてますが、
予想を超える人が並んでしまって午後まで入場できなかったなんてことにならないように
確実にお出ましを見たいならば初回に参加できるように行きましょう!
一般参賀は何回もあるの?
一般参賀は、2018年12月23日(天皇誕生日)と2019年1月2日の年2回です。
天皇誕生日は、現在の天皇の誕生日で記念日が決められています。
最初の昭和天皇の誕生日は4月29日で、のちに昭和の日となっています。
そして、その前の明治天皇の誕生日は11月3日で、文化の日となっていますね。
今後、天皇が変わる度に記念日が増えて、祝日が増えていくのでしょうか…?
ちなみに、大正天皇の誕生日である、8月31日は祝日ではありません。
それは、以下の理由だと言われています。
1.亡くなった時代が、大正デモクラシーという時代にあったため。
2.次の昭和天皇が若くして、即位されたため。
大正が短すぎたのでノーカウントにされたのでしょうか…謎ですね。
今後、天皇陛下が変わられたときは、祝日となるのでしょうか…?
一般参賀にスムーズに参加する方法
服装には特に決まりはありません。普段着でOKです!
しかし、当日はかなり冷える可能性もありますので、温かい服装でいきましょう。
人混みを歩くことになるので、靴は履き慣れたもので。女性はヒールなどは避けたほうがよいでしょう。
やはり皇居に入ることになるので、当日は警備が強化されており、入り口で荷物チェックがあります。荷物は少なめで行きましょう。
テレビで見たことがある人もいると思いますが、参列者が日の丸を持っているのを知っていますか?あれは入り口で配っています。
自分だけがないと寂しい思いをする可能性もあるので、受け取りましょう。帰りに回収していますが、記念にもって帰ってもOKです。
ちなみに、ペットボトルなどの液体のものは没収される可能性がありますので、ご注意ください。
一般参賀者の他に報道陣も毎年来ています。
最後に
他にも皇居内を散策できたり、宮内庁を近くで見られたりと、天皇陛下のお出まし以外にも楽しめる要素が満載です。
特に今年は生前退位もささやかれており、今後が注目されます。
誰でも参加できるので、お気軽にみなさんも参加してみましょう。
そして、みなさんで天皇陛下をお迎えしましょう。