子供の成長の節目に行う七五三。
特別な年なので、お祝いをしたいけれど、
そこに祖父母は呼ぶべき?とお悩みの人もいるのではないでしょうか。
「呼ぶとしたらどんなふうに声をかける?」「呼ばないのもアリ?」今日はそんな疑問に答えます。
目次
七五三のお祝い行事とは
七五三とは、子供の健やかな成長を家族みんなでお祝いする、家族行事のひとつです。一般的には、神社で参拝後にみんなで食事…という流れが多いようですが、最近は簡単に家族写真のみで済ませる家庭も多いようです。せっかくの子供の晴れ舞台ですので、キレイに着飾って、思い出の写真を撮りたいですよね。
神社へのお参りは、健康に育つように感謝の心を神様に伝える祭事を行います。
一般的には、子供の名前や生年月日などを神主さんに伝え、祝詞と呼ばれる文章にして神様に届けます。「○○の息子(娘)△△は今年〇歳に~」というような感じです。その後、玉串をいうものをお供えします。場所によっては、千歳飴やおもちゃがもらえる神社もあります。
家族で有名な神社へ出かけていく必要はありません。遠出が大変であれば、近所の神社でも十分です。金額は「祈祷料」、「初穂料」、「玉串料」など、5千円ほどかかります。
子供は慣れない着物を長時間着ることによって疲れてしまうかもしれません。そのため、できれば着物を何日かレンタルするか、お参りの際は着物のレンタルをし、写真は後日にするという方法もありますね。
七五三に祖父母は呼ぶ?呼ばない?
子供のためのイベントである七五三に祖父母を呼ぶかどうか…ですが、七五三行事の中で祖父母に担ってもらう役割も特にありません。
一般的に呼ぶとか呼ばないといった決まりがあるわけではないので、「参加してほしいのか、遠慮してほしいのか」を考え、それぞれの家庭のルールでOKです。もし、普段から祖父母との仲があまりよくない場合や、遠方の場合は、無理をして呼ぶ必要はありません。
しかし、片方だけ呼ぶというのは、なるべく避けたほうがよいでしょう。
片方が「別にいいよ」と言ったのであればともかく、祖父母との仲があまりよくないのであれば、片方だけが来たことを後で知るのは気分のよいものではありません。
祖父母がみんな元気で一緒に子供の成長を祝えるのは、大変喜ばしいことではありますが、人数が多くなればなるほど、日程調整が大変になってきます。その事情も踏まえて、検討してみましょう。
祖父母からのお祝い返しおすすめは?
祖父母からお祝いの品やお金をもらったときは、必ずお返しをするのがマナーであり、今後の円滑な付き合いのためにも大切です。ここでは、おすすめのお返しをご紹介します。
おすすめ① 子供の写真とメッセージ
祖父母にとって孫の成長を見るのは楽しみのひとつでしょう。そのため、子供の写真を送るのがおすすめです。小さなアルバムのようなものを贈るのもいいですが、いつでも見られるよう、フォトスタンドなどにして贈るのもおすすめです。
うちの実家にも姪っ子が着物を着た写真立てが飾ってあります(^^
おすすめ② お菓子や赤飯など
定番の品物ですね。甘物が好きな人におすすめの贈り物です。ようかんやどら焼きなどの和菓子もおすすめ!小さなメッセージカードに子供の写真を添えるのも喜ばれます。
おすすめ③高級タオル
生活の必需品を少しランクアップさせて贈るのはいかがですか。最近は、タオルギフトも種類が豊富です。タオルを贈り、「このタオル○○(子供)が選んだの!」と言うと喜んで使ってくれるでしょう♪
やっぱり現金や商品券などよりは、品物のほうが喜ばれます。
贈り物にはのしをつけて贈りましょう。赤白の蝶々結びののしを使用し、「七五三内祝」や「内祝」と記載します。下段には、苗字は入れず、子供の名前だけを入れるのが常識です。
最後に
七五三のかたちは家庭によって様々ですので、自分たちのスタイルで子供をお祝いしてあげてください。
祖父母もお祝いをしたい!という気持ちは同じです。ですので、お祝いをもらった際には、必ずお礼をし、感謝の気持ちを忘れないようにしましょうね。
ところで、七五三の時にもらう千歳飴ですが、私はあまり食べたことがないのですが、子供には量が多いような気がします…。完食したことのある方、いらっしゃいますか?