インフルエンザは毎年冬になると流行しますよね。
せっかく受験勉強を頑張ってきたのに、当日、まさかのインフエンザで努力が台無しに…なんて切ないことにもなりかねません。
インフルエンザは予防接種で自己管理をし、万全の体制で受験に挑みましょう。
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一様に「インフルエンザ」といっても、様々な種類があり、「A型」、「B型」、「C型」と呼ばれています。
おおまかに言えば、A型>B型>C型の順で、症状が重く、
A型のインフエンザは、
・肺炎など、呼吸器の合併症の恐れあり
・のどの痛み(食事ができないレベルのときも)
・体の筋肉の痛み
ちなみに人間の脳は体温が40℃を超えると、脳のタンパク質が変形し、重篤な事態をなる必要があるため、子供は特に注意が必要です。
卵の白身はタンパク質でできていますが、ゆで卵のように固まると元には戻らないでしょう?
あれと同じような現象が、脳でも起こる可能性があるそうです。本当に怖いですね。
ちなみにC型はいったん抗体が体内で出来上がると、それを生涯維持し続けるといわれ、ほとんどの人は、感染してもただの風邪だと思うことが多いようです。
症状は鼻水程度です。
予防接種を受けるにはいつが最適?
インフルエンザがは、毎年11月~12月にかけて流行しだし、1月~3月をピークに猛威をふるい始めます。
当たり前ですが、インフルエンザになってから予防接種を受けても全く意味がありません。
流行前に対策するなら、10月中旬~10月下旬、遅くとも、12月までには予防接種を受けるようにしましょう。
予防接種は、受けたからといって、すぐに効果があるわけではありません。
接種後1週間~3週間かけて抗体ができ、その後3ヶ月~4ヶ月ほどかけて徐々に効果がなくなっていきます。
大体、接種後2週間~4ヶ月ほどの効果となります。
ちなみに、予防接種を受けたからといって、絶対にインフルエンザに感染しないというわけではありません。
予防接種は、あくまで、感染後の症状を軽くする、重篤化するのを防ぐ役割をするものなのでご注意くださいね。
「じゃあ、10月に受けた場合は、2月には効果がなくなってしまうのでは…」と心配されることでしょう。
しかし、ご安心を。予防接種は2回受けてもいいんですよ♪
年1回というのは、あくまで国が推奨しているだけで、実際は2回受けることによって、しっかりとした免疫をつけることができます。(これを、ワクチンのブースター化といいます)
年齢は関係なく効果が出ますが、特に子供や高齢者の方にオススメの方法です。
1回目と2回目は1週間~4週間ほど間隔をあけてくださいね。
自分で出来るインフルエンザ予防対策
いくら予防接種を受けたとしても、ストレスがたまっていたり、寝不足や栄養不足になっていたりすると、感染するリスクが高まります。
100パーセントの予防法はありませんが、日頃からできる対策をご紹介いたします。
・バランスのよい食事を心がける。
これは、健康の基本ですね。特に、ビタミンC,B,D郡とたくさん摂りましょう。
サプリメントもオススメ。
・体を冷やさないようにする。
温かいものを飲むようにしましょう。喉の乾燥を防ぐことで予防にもつながります。
特に、緑茶に含まれるカテキンには殺菌作用があります。
・糖類は体からビタミンを奪うので控えましょう。
・乳製品を取る。
腸内を健康にすることで免疫力アップ。
手洗いや、うがいも大切ですが、内面的な対策をすることによって、健康な体に近づくことができます。
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話が少し脱線しますが、私は昔、インターネットが普及し始めて間もない頃、パソコンがウイルスに感染してから、家電用品店にウィルス対策のソフトを買いに行き、店員さんに「…意味無いですよ…」とつぶやかれたことがあります。
そうなんです。ウィルスが体内に入る前に対策をしなければならないのです。
受験もインフルエンザも早めの対策をしましょう♪