気がつかない間に感染する水虫・・・。
もしかしたら公共の場などであなたも知らないうちに感染しているかもしれません。
色々な人が出入りする公共の場所では、知らないうちに菌に感染してしまい病気になることは普通にあります。
風邪なんかは当たり前のように感染しますよね。
同様に、スポーツジムや銭湯などの公共の施設で水虫に感染することもあります。
そこで今回は、水虫の症状がどんなものなのか、水虫にかからないためにはどんな対策をすれば良いのかなどをまとめてみました。
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水虫は、白癬菌というカビです。
このカビが、皮膚の角質層に感染することで水虫という病気になってしまうのです。
主に足に感染しますが、水虫は手や体にも感染しますので、注意が必要です。
水虫になる原因は人から人への感染や、一日中靴やブーツを履いていて高温多湿の状態になると繁殖してしまいます。
女性の場合は、冬でもブーツを履きますよね。
ブーツは湿気を逃がしにくくなってしまうので、水虫菌が増殖する可能性は十分にあります。
その為、冬場だからといって油断していると水虫になってしまうこともあるのです。
水虫の症状は感染する種類によって症状が変わってきます。
足の水虫は主に3種類あり、指の間が赤くなってから次第に白くふやけたような状態になる「趾間型」と、かかとの角質が硬く白っぽくなる「角質増殖型」と、足の裏や側面などに水泡のようなものができる「小水疱方」があります。
他にも、手や爪に感染する水虫や、股間周辺に感染する水虫などもあります。
どの水虫も、かゆみがある場合が多いのですが、とくに角質増殖型にはかゆみなどの自覚症状がないためかかっても気が付かない人も多いようです。
水虫の感染ルートは?
水虫は主に素足の状態で感染することが多いです。
温泉や、スポーツジムなどで使用するバスマットに水虫菌が付いていた場合、知らないで使用すると水虫に感染してしまいます。
また、靴下を履いていても水虫に感染しますので、病院や不特定多数の方が利用する施設でスリッパを履く場合は注意が必要になります。
また、家族の中に水虫の人がいれば、お風呂場のマットだけでなくリビングなどでも感染してしまいます。
水虫に感染した角質が落ちているだけで、菌は繁殖していくのです。
そして、知らない方も多いとは思いますが・・・じつはペットから感染する場合もあります。
水虫は、ペットの皮膚にも感染するので、知らない間にペットとのスキンシップが原因で感染していることも・・・。
水虫にかからないための対策
水虫にならないようにするためには、靴の中の湿気を取り除き、使用後は除菌することが大切です。そして、足を清潔に保つことが一番の予防になります。
とはいえ・・・洗いすぎて皮膚に傷が出来ると水虫の感染原因になりますので、やさしく洗ってくださいね。
そして、公共の場所で使用するスリッパは使用せず、マイスリッパを持ち歩くことを強くおすすめします。折りたたみの簡易スリッパなどは簡単に手に入りますので、もしも病院などに行く場合はすスリッパを持参して行ってくださいね。
銭湯や温泉、スポーツジムなどの場所を利用した場合の対処法は、濡れて湿ったマット使わないようにしましょう。水虫は湿ったところが大好きです。
不特定多数の人が素足で使用したマットは水虫が大量に繁殖している可能性があります。濡れている場所には気をつけてくださいね。
家族の中に水虫に感染している人がいた場合の対処は、本当に注意してください。
まず、家族にきちんと治療してもらうことが必要です。
水虫の治療には非常に時間がかかりますので、きちんと完治した状態でなければ油断できません。
とくに入浴時に感染することが多いので、水虫に感染している家族は別のバスマットを使ってもらったりして、他の家族が菌に接触しない環境を心がけてくださいね。
夫婦どちらかが感染していた場合、寝具は別にしておく必要もあります。
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主に男性に感染していると思われがちな水虫ですが、現在では女性の感染率が非常に多くなっている水虫。
その原因は、ビニール製の通気性の悪い靴を長時間使用していることや、ブーツで足が蒸れている状態が続いて不衛生な環境になっているからです。
できるだけ靴の中は除菌して、乾燥させるように心がけるようにしてくださいね。