冬の寒さも影を潜め、だんだん暖かくなってきましたね。
良い天気の日も多く、お散歩日和!と言いたいところですが、みなさんは花粉症にかかっていませんか?
春になると杉やヒノキの花粉が飛び始めて目がかゆくなったり、鼻水が止まらなくなって困っている方も多いでしょう。
今回は、その花粉症で目がかゆくて困っている方必見のお話しです。
花粉症での目のかゆみ対策
まずは、花粉の飛び方に注目です。良く晴れている日はもちろんですが、「雨が上がり、なおかつ乾燥している日」これが特に要注意です。
雨が降っている日は、花粉も濡れて地面に落ちているのでアレルギー反応はあまり出ませんが、雨が上がって乾燥すると、花粉といますか、アレルゲンを覆っているカプセルが割れて中のアレルゲンが飛び散ってしまいます。
このカプセルの中身がアレルギー反応を引き起こして目や鼻にダメージを与えてくるわけなのです。
以下は対策になります。
・外出時の上着はつるつるした素材のものを着る。
・眼鏡、マスク、マフラーなどで、なるべく花粉をシャットアウトしましょう。
・コンタクトレンズはかえって目に傷を作ってしまうので、この時期はなるべく眼鏡にしましょう。
・帰宅したときは、玄関で上着をブラシなどで叩いて室内に花粉を持ち込まないようにしましょう。
市販の目薬も花粉症に使える?
そもそも、市販のものと処方されたものの違いは、効き目の高さと副作用の有無になってきます。
市販のものは色々な成分が入っているので、広範囲にわたって使用できます。
処方されたものはよく効きますが、眠くなるなどの副作用が出るものが多いです。
では、市販のものは効かないのかといえば、そうではありません。
アレルギーを引き起こす「ヒスタミン」に対抗する成分が入っていれば目のアレルギーは抑えてくれます。
こういったものには「抗ヒスタミン配合」という風に書かれているので、ご購入の際にはチェックしてみると良いかと思います。
ちなみに、よく聞く目薬としては、ロートのアレルガードですね。私も使っています。
目薬の使用期限は?
目薬の使用期限ですが、基本的に「未開封」で冷蔵保存している場合は3年、開封済みの場合は1~3か月と言われています。
私は眼科でアレルギーの目薬を処方された時に、1カ月で使い切ってくださいと言われました。
指定された回数で点眼していたら使い切れるので問題なかったのですが、市販のものとなると量もありますし、期限以内に使い切れるかどうかもわかりませんよね。
その場合は、開封から3か月たっても残ってしまっていても破棄して、新しいものを買いなおしましょう。
まだスーッとするから大丈夫!と思っていても、目に傷がついてるかもしれませんし、どうなるかわかりません。
異常が出たからでは遅いので、もったいなくても破棄するようにしましょう。
終わりに
春になると猛威を振るってくる花粉ですが、実は2月からすでに飛んではいるようです。
しかし、寒くてまだ花も少ないからアレルギーを起こすほどではないのかもしれませんね。
暖かくなり、目がかゆいと思ったら花粉症を疑ったほうが早いかもしれません。
掻いていたら治まるというものでもありませんし、発症した際には、速やかに病院へ行って、診てもらうことをお勧めします。
放っておくと、目やにで目が開かなくなったり、目やにが眼球を傷つけて見えなくなってしまうケースもあるので、「花粉症くらい」と甘くみていると痛い目にあってしまいます。
どちらも経験しているのでお伝えさせていただきました。
みなさんも、花粉症には注意してくださいね。