暑い夏は冷たい飲み物が欲しくなりますよね。
ですが、熱くなっている体に冷たい飲み物を取り入れた時は体に負担がかかってしまうんです。
では、常温の飲み物を摂取した時はどうなるのでしょうか?
今回は常温の飲み物についてをお話ししていきたいと思います。
冷たい飲み物のカラダへの影響
夏、特に体がほてっている時は冷たいものを飲みたいと思います。
では、熱くなっている体に冷たいものを取り込んだらどうなるのかをお話ししていきますね。
・血管が収縮することで水分補給の妨げになる。
・冷たいものを飲むことで、粘液がそこに向かってしまい、免疫力が下がってしまう。
・取り入れた冷気を温めるために余分なエネルギーを使って疲れやすくなる。
・新陳代謝が下がる。
もちろん、悪いことばかりではなく冷たくて胃が刺激されるので、早く吸収してくれます。
常温の飲み物で期待できる健康効果
冷たい飲み物は爽快感の代わりに体に及ぼす悪い影響もあるのですが、常温の飲み物はどうでしょうか。
・冷たい飲み物では得られなかった老廃物の排除をしてくれる。
・新陳代謝がアップする。
・デトックス効果がある。
・冷え性の改善
新陳代謝があがることで、体が動かしやすくなります。
確かに、冬の寒さで体が冷えたときは体が固まって動かしにくくなりますよね。
それと同じように、冷たいものを飲んだ後も体が冷えて動きにくくなるのですが、常温の飲み物にはそれがないのです。
常温の飲み物はダイエット効果も!?
冷え性は体を痩せにくくするのですが、常温の飲み物はその冷え性を改善してくれる効果があるので、ダイエットに最適なのです。
常温の飲み物を飲むことで、過度な食欲を抑えてくれたり、デトックス効果が期待できます。
他には、過度な食欲を抑えてくれるので、暴食によって太ることがなくなります。
しかし、どのくらい飲んだら効果があるのでしょうか?
常温の飲み物を飲んだからと言って、がぶがぶ飲んでも良い効果はありません。
量としては、自分の体重の4%を目安にしましょう。
例えば、体重が52Kgの場合は52x4%で2.08、つまり約2ℓということになります。
終わりに
喉が渇いて冷たいものを飲む。そうすると体が冷えて風邪をひきやすくなるうえに、冷えた体を温めようとして余分なエネルギーを使ってけだるさだけが残ってしまうのですね。
冷たいものを飲んだ後はよくおなかが張ったり飲み切れなかったりするのですが、あったかいものや常温の飲み物を飲んだ時はおなかも張らないし、変におなかがすくこともなくなりました。
そういえば、最近アサヒが常温の自動販売機を設置しましたね。
コンビニにも置いていますが、いざという時にそこで買えるのも良いですね。
暑い日はついつい冷たいものを飲みたくなってしまいますが、そこを堪えて常温のものを飲むようにしてみましょう。
健康的にも良いですし、ダイエット効果も期待できていいことづくめですし、おすすめですよ。
熱中症の場合も体がほてって体調を崩しているのに、冷たい水を飲むことでますます負担をかけてしまいます。この場合でもできるだけ常温の飲み物を飲んでくださいね。
暑いからといて体を冷やしすぎないようにしてくださいね。