来年は小学1年生。ご両親にとっても待ちに待った時期なのではないのでしょうか。
小学校の入学にあたり、いろいろと揃えなければいけませんが、メインはランドセルでしょう。
ランドセルって祖父母が買うイメージがあるけど、みんなそうなの?
いつごろ買うのが最適?
とお悩みの人もいるのではないでしょうか。
今日は、ランドセルをどのように用意したらいいのかをまとめてみました。
ランドセルを買うのに最適な時期
ランドセルのCMってなんとなく、夏休みのあたりから放送し始めると思いませんか?
ちなみにイオンのランドセルの2017年の放送開始時期は6月2日でした。
なぜこの時期なのでしょうか。
実は、お盆の時期におじいちゃん、おばあちゃんのいる田舎に帰ったタイミングで買ってもらおうという企業の策略があったのです。つまり、ターゲットはおじいちゃん、おばあちゃんなのですね。
そして実際にランドセルがよく売れるのは、お盆とお正月なのだそうです。
現在、日本の年間退職者数は300万人といわれており、これは、小学校への中学を控えた子供の3倍ともいえる数で、年々増加してします。
普段なかなか会えないお孫さんになにかしてあげたいと思う、おじいちゃん、おばあちゃんの気持ちがお盆とお正月のランドセルの売り上げに影響しているのです。
ランドセルは誰が購入する?
ランドセルはだれに買ってもらうのがベストなのでしょうか。
あるアンケート調査では、親38%、夫の親が24%、妻の親が31%となっており、いずれも同じぐらいの比率ですね。
ちなみに、私はおばあちゃんに買ってもらい、弟は父方の弟(おじさん)に買ってもらっていました。
それでは、ランドセルはいつ購入するのがベストでしょうか。
一般的にランドセルは一年中購入することができます。
お子さんも「あの色が欲しい!」「あのデザインがいい!」といろいろと言い出すでしょうし、どうせ買うなら少しでも安く買いたいと思うのが、親の本心でしょう。
まず、ランドセルは毎年新作が発売されます。少子化にちなんで、ランドセル業界も競争が激化しているので、目新しいものが常に開発されている状況です。
ランドセルの新作が発売されるのは、入学から1年前の4月、5月です。商品カタログなどは6月下旬ごろから配布され始めます。
この時期に予約購入をすると、最大5%オフとなる早割がイオンなどで行われています。
また、ランドセルの最も売れる時期は10月、11月ですので、この時期はまさにランドセル業界でもかきいれ時です。
早割もこの頃までなら受けられるところもありますので、購入が決まったら早めにチェックをし、どうするかを相談したいところですね。
祖父母からのランドセル購入を断る時は?
ランドセルはできれば両親が買ってあげたいとお考えの人もいるのではないでしょうか。そんな時に、祖父母から申し出があったら困ってしまいますよね。
気持ちはありがたいので、断るのも今後の関係があるのでそうすれば…とお悩みの人にいくつか角が立たない断り方をご紹介します。
■ランドセルは自分たちで買うと前もって言っておく
孫のためにランドセルを…という気持ちはどっちのおじんちゃん、おばあちゃんも同じです。なにも言われずに「もう夫の親が買ってくれるって言ってるから…」なんて言うとあまり気持ちがよくないと感じる人もいるかもしれません。
早い者勝ち!とならないように、話が出る前に、前もって断っておきましょう。
■ランドセルの資金を援助してもらう
双方に不公平にならないよう、資金の援助というかたちでお願いするのはどうでしょうか。「ランドセルは自分たちで選んであげたい」、「向こうの親との兼ね合いもあるから…」と素直に話し、一部を援助してもらいましょう。
子供にも、「おじいちゃん、おばあちゃんがお金を出し合って買ってくれたんだよ」と伝え、お礼の連絡をさせるようにしましょう。
最後に
ランドセルも進化を続け、近年では、様々な色、デザインが出ています。
もう、赤と黒のみだった時代は終わったのですね。
私のころからピンクなどカラフルなものはありましたが、やはり持っている子は学年に1人か2人でしたね。あまり浸透していなかったような気がします。
ランドセルは小学生になるお子さんの憧れでもあるはずです。
スマートに好きなデザインを購入してあげたいですね。