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除夜の鐘についての疑問解決!由来や意味を教えます!

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年末に家でカウントダウンをし、年越しそばを食べていたら、聞こえてくるのは…そう、
ボーン、ボーンという「除夜の鐘」ですよね♪

毎年私はテレビで聞くことが多いのですが、これを聞くと「新たらしい年が来たな…」と不思議とワクワクしたものです。

でも、除夜の鐘ってそもそもなに?何故鳴らすの?
そんな疑問について本日は学んでみましょう♪

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除夜の鐘の由来について

新しい年の幕開けを告げる除夜の鐘。海外では、花火を打ち上げたり、パーティーをしたりと、華やかなものも多いですが、日本は鐘をつき、厳かに新年を迎えます。

「除夜の鐘」の「除夜」には「除日」という意味があります。
「除」は古いものを取り除くという意味であり、古い年が去り、新しい年が来る「大晦日」は、「除日」とされています。
そんな日に叩く鐘のことを、「除夜の鐘」といいます。

「108」の数字の意味

除夜の鐘をつく数は108回です。
これには、様々な説がありますが、有名なのは、
人には108つの煩悩があり、それを追い払うために108回鐘をつく」というものです。
他には、人間の煩悩の数を表す、一年を表す、四苦八苦を表す…など、諸説あります。

「煩悩」とは、人の欲望や、憎しみ、怒り、苦しみなどの感情をいいます。
よく、感情を落ち着けたい時なんかに「煩悩を滅却する」などといいますね。
あの煩悩のことです。

しかし、何故「煩悩」は108なのでしょうか?
人の欲望は、6つの感覚器官(これを「六根」といいます)から呼び起こされます。
「目、耳、舌、鼻、身、意」の6つがそうです。
上記の6つの器官が感じる状態には、それぞれ「好(気持ちが良い)、悪(気持ちが悪い)、平(どちらでもない)」、「浄(きれい)、汚(汚い)」があります。

これをかけると、6×3×2=36となり、そこに「前世、現世、来世」の3をかけて、
108つとなります。少し複雑ですね。

あと、みなさんは除夜の鐘って、いつのタイミングで108つついているかご存知ですか?

鐘は大晦日のうちに107つついておき、新年と同時に108つ目をついているんですよ♪
これは、最後の108つ目を新年につくことによって、煩悩を新しい年に入れないようにしているといわれています。

個人的な疑問なんですが、お寺の人って、「あれ、今何回目だっけ…?まぁいいや」とかならないのでしょうか。

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除夜の鐘は何時から鳴らす?一般人でも打つことはできる?

それでは、除夜の鐘はいつ、誰が鳴らしているのでしょうか。

除夜の鐘は、各お寺の、僧侶や修行僧がつくのが一般的です。
ひとりでつくところもあれば、何人かが交替でつくこともあります。こちらについては、特に決まりはないようですね。

もちろん、場所によっては、一般参拝者がつけるところもありますよ♪
有名どころでは、京都の清水寺ですね。
大きいお寺の場合は、前もって先着で整理券が配られることが多いようです。
有料のところもあるので、事前に確認をしたほうがよいですね。

【鐘をつくときの作法】
1)まず、鐘に向かって合掌します。
2)それから、気持ちを込めて、鐘をつきましょう。

ちなみに、私もやったことがありますが、木の丸太?がかなり重く、体ごともっていかれそうになりました。大体は、近くでお坊さんが補助してくれますが、力が必要なので、子供ひとりでは注意が必要ですね。

機会があれば是非参加してみてくださいね。

最後に

今までなんとなく聞いていた「除夜の鐘」にもきちんとした意味があったのですね。

この音が街中に響くと、心が清められるような気分になる人も多いのではないでしょうか。

現代人のライフスタイルとともに、年越しの方法も変わってきているかと思いますが、このようなよい風習が、これからも続きますように。

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