30代は一番結婚式に参加することが多いかもしれませんね。
女性ならば、服装はもちろん全身コーディネートに気合が入る場面ですが、男性の場合はどうでしょう。
何でも良くない?と思いつつ、常識がないと思われるのも…というのが本音ではないでしょうか。背伸びし過ぎず、恥をかかない靴選びをしたいものですね。
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足元がオシャレな男性、素敵ですね。まず大きなポイントとしては、色選びがあります。
結婚式、とひとくちに言っても、様々な形式がありますね。
レストランウェディングのような、あまり形式ばっていないスタイルの場合は、上品な茶系の靴でもオシャレを楽しんでいる感じが出て良いかもしれません。
しかし、やはりフォーマルの基本カラーは黒です。「無難」ではなく、「大人のマナー」です。
そして、もうひとつのポイントはデザイン選びですね。
スーツに合わせる靴として間違いないのは、つま先に横一文字のラインが入った「ストレートチップ」と呼ばれるデザイン。
もちろんヒモ付きですよ!よりシンプルなツルっとつま先の「プレーントゥ」もありですが、こちらもやはりフォーマルの基本デザインとして「ストレートチップ」を選びたいですね。
さらに正装を意識するなら、靴紐を解いた時に羽根が途中で潜り込む「内羽根式」が適しています。「地味」ではなく、「優雅」と捉えましょう。
靴に合わせたベルト、靴下選びも大事
ワイシャツ、ネクタイ、ベスト、ポケットチーフ…など気になることは盛りだくさんですが、今回は靴の話ですので、関連商品のみにしましょう。
まずはベルトですが、正礼装ではサスペンダーを使います。
その昔、ベルトのバックルが光って見えるのが良くなかったんですね。日本では、あまりサスペンダーに馴染みがないのでベルトでも問題ないと思います。
基本はやっぱり黒の無地。奇をてらわず、シンプルな革製のものでカジュアルさを抑えましょう。
そして、忘れちゃいけない靴下。これこそ気を抜いてしまうアイテムではないでしょうか。
やっぱりやっぱり基本は黒の無地。見えずとも、薄かったり穴が開いてるなんて論外です。
立っても座っても歩いても、足が見えない丈の物を選びたいですね。
これはダメ!結婚式でのNGな靴
基本はわかったけど、やっぱりオシャレをアピールしたい…わかります。でもこれだけは避けたいデザインというものがあります。
まず、動物の皮や毛をイメージさせるものは縁起が悪いとされています。高級感はあっても結婚式では非常識にあたります。あからさまなクロコダイル調の物はもちろん、スウェードなんかも該当します。
それから、「メダリオン」といわれる、翼のようにWの形にデザイン穴のあいた「ウィングチップ」。カッコいいけどカジュアルな印象なので、結婚式では控えたほうが良いですね。
そして、長くても短くても「ブーツ丈」はふさわしくありません。
イギリスなどでは、ブーツこそという風潮もあるようですが、日本では理解されにくいかもしれませんね。オシャレよりも、まずはNGを押さえることから始めましょう。
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大切な人の結婚式、もちろん祝う気持ちが一番大事ですが、心置きなく全力でお祝いできるよう、準備万端整えましょう。何より、足元が引き締まっていると、自分も気持ちいいものですよね。
フォーマル中心に話を進めてきましたが、結婚式の形式や出席する上での立場などによってオシャレさを取り入れていく可能性は広がりますね。
スーツに合わせて全体のバランスを取っていくのも良し、まず靴を決めてからスーツを選んでいくというのもひとつの方法かもしれません。
きちんとしたオシャレな靴と素敵な笑顔で、ばっちり祝福してきてください!