お正月には家でゆっくりしながら箱根駅伝を見る方もいるのではないでしょうか。
箱根駅伝と言えばお正月の風物詩の一つですよね。
今回はさらに箱根駅伝を楽しめるように走る区間の特徴や注目選手についてご紹介したいと思います。
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箱根駅伝は現在毎年1月2日、1月3日と2日間にわたって行われます。
箱根駅伝のエントリーは関東連盟が提示する日時・場所で行われます。
資格審査委員会の審査によって参加資格があると認められた大学、または競技者のみが正式に出場できます。
区間エントリーは12月29日に行うことになっており、1区から10区までの10名と補欠枠6名を登録します。
補欠枠の選手はレース開始1時間前の最終エントリーでどの区間にでも入ることが出来るので、チームによっては補欠枠を戦略的に使う場合もあります。
より楽しむために、区間の特徴まとめ
では、1区から10区までの特徴をご紹介しましょう。
1区(大手町~鶴見、21.3km)
レースの流れを大きく左右するため、チーム屈指のスピードランナーが走ります。勝負のポイントは、平坦で直線的なコースが続いたあと17km過ぎの六郷橋です。
2区(鶴見~戸塚、23.1km)
距離が長く、上り下りの繰り返しがあるため体力、精神力、勝負感の全てが求められます。各校のエースが登場するのが2区で、記録的な「ごぼう抜き」が見られます。
3区(戸塚~平塚、21.4km)
コース途中、正面に富士山、左側に相模湖を見ることが出来る一番の景勝地です。時には強い向かい風が選手の行く手を阻むこともあります。
4区(平塚~小田原、20.9km)
平地の区間としては一番距離が短いですが、往路の終盤に向けてとても重要な区間になります。今大会から距離が2.4km延長され新しい展開が期待されます。
5区(小田原~芦ノ湖、20.8km)
標高約874mまでを一気に駆け上がるコースになります。16.2kmの最高地点を過ぎると19km過ぎの箱根神社大鳥居まで一転して下り坂になり、走りの切り替えがポイントになります。
6区(芦ノ湖~小田原、20.8km)
最初4km上ってからは一気に下り坂になり、カーブが急でスピードも速いため、コース取りが重要になります。
7区(小田原~平塚、21.3km)
小さいアップダウンが続き、ペースがつかみにくいコースです。気温の変化が一番大きく、油断すると思わぬ失速に繋がります。
8区(平塚~戸塚、21.4km)
追い風が吹き選手達の体力を奪っていきます。アップダウンを含む9kmにわたる上り坂が選手達をさらに苦しめます。
9区(戸塚~鶴見、23.1km)
優勝争い、シード権争いの大逆転の舞台になることもあり多くのドラマが生まれます。繰り上げスタートを避けようとする選手の姿も見られます。
10区(鶴見~大手町、23.0km)
大歓声を受けながら仲間が待つフィニッシュへ向かう選手達の姿が見られます。思わぬアクシデントや逆転劇起こることも多くあります。
エース区間は誰の手に?有力選手達のご紹介
最後にエース区間と言われる2区を走る候補の有力選手をご紹介します。
◆關 颯人(東海大学)
◆工藤 有生(駒澤大学)
◆櫻岡 駿(東洋大学)
◆塩尻 和也(順天堂大学)
◆鈴木 健吾(神奈川大学)
◆パトリック・ワンブィ(日本大学)
◆ドミニク・ニャイロ(山梨学院大学)
◆ムソニ・ムイル(創価大学)
◆ワークナー・デレセ(拓殖大学)
早い人がそろっているから優勝するとか言えば、そうではないのが駅伝のですね。区間ごとに生まれる物語も箱根駅伝の見どころのひとつですね。
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今回は、箱根駅伝についてご紹介しました。この記事を読んで箱根駅伝をより楽しんでもらえたら嬉しいです。